イッタラ / アアルト ベース 270mm クリア [ iittala Alvar Aalto Vase ]
¥49,500
0点 / 0件のレビュー投稿
3032の新サイズ アルヴァ・アアルトは、1936年に多くのフラワーベースとボウルのデザインをスケッチしています。そこからカルフラにて木型を使ったベースやボウルが吹かれ、1950年頃になるとイッタラ工場へ生産は移り、金属型での生産が主流となっていきます。そして現在もイッタラのアルヴァ・アアルトコレクションとして生産は続き、世界中で愛用されるに至っています。2020年にコレクションに加わったベース270mm、この原型は1930年代当時カルフラで木型を使って作られていたのですが、当時の物を写真以外で見かけたことがないぐらいに残っていない型ですから、展示会のために何点か作られただけの型ではないのかな?と考えます。そして1982年にイッタラ工場で金属型を使った高さ220mmと360mmが生産され、品番は《3032》とされました。この2020年に登場したベース270mmは、その《3032》の高さ270mmという新サイズです。様々なフラワーアレンジメントを美しく見せることができる高さということで、用途から270mmと決められました。2021年5月現在、金属型を使った定番アアルトベースでは一番大きなサイズとなります。いくつかアアルトベースを並べて飾り置いていますが、曲線の違い、高さの違いが明解だからか、これが加わりますと群として綺麗に見えますので、僕はこれをナカナカ気に入ってます。ちなみに木型で作るのは職人仕事、金属型は機械による大量生産、そんなイメージを抱く人がいますが、木型も金属型も生産の工程というのは大きく違いません。どちらも1点1点、ガラス職人が型にガラスを吹き込むことで形作っていきます。ただ、金属型は燃えて変化することはないので、個体差も少ないのですが(ガラスの厚みに違いはでます)、生産の度にガラスの熱で燃え広がり変化していく木型で作られるベースは個体差が激しく、小さな物でも一つの木型で100個は作れませんから、大量生産に向きません。それ故、高額になりますし、生産されること自体が稀となるのです。追伸:スコープでは定番アアルトベースはクリアとオパールのみを取扱していこうと思っていますが、ベース270mmはオパールが存在しないのでクリアだけの取扱です。(2021年5月シャチョウ) ボリュームある花束を バサッといけたい感じ 高さは270mmと背が高く、上に開いた形状をしているので、飾る花にボリュームがなければ絵にならないと僕は思います。上の写真では芍薬7本をいけてみました。葉の部分がちょうど花瓶上部にくるようにカットし、葉のかさで支えあうことでバランスを保っているのですが、これでもそこまで簡単ではなかったです。ただガラスオブジェとして置いて飾るだけでなく、花瓶として活用するのでしたら、飾る花にはボリュームが必要だと思います。少し大きめの花束を飾るが一番簡単なんじゃないか?とイメージしてますが、僕自身もまだ試したことがないので、機会あれば試してみて日記で追加するようにします。また、剣山を使うというのもアリだとは思うのですけれど、これも試したことは無いので追々ということで。 2021年5月25日 めずらしくブーケを買った スコープのAaltoベースに新しく加わった270mm。高さがあって口が広いから、ボリュームあるブーケを飾るのにちょうどいいのでは?と思いやってみました。花屋さんで、イメージを伝えると芍薬やクレマチスが入ったゴージャスな花束が完成。こういう華やかなセレクトはなかなか自分ではできないから、新鮮です。270mmベースに生ける際は、高さを整えてボリュームを調整。色の系統を絞り、少々クセ強めな花は抜いて、別の花瓶に生けました。2,3日経つと、しおれてくるものもちらほら出てくるので、そんな花は間引きつつ、再びバランスを整えるとまた違う眺めになったり。弱ってきた花も、茎を切り、小さい花瓶に生け直すと更に数日間楽しめたりします。サイズの異なる花瓶を何種類か持っていると、最後まで花を楽しめる、そして家のいろんな場所に花を飾ることができる、いい流れだなと気に入ってます。(スコープ成戸) スペック 材質 無鉛ガラス 寸法 約W210×D200×H270mm *個体により±5mm程度差があります。 生産 Made in Finland 購入前に確認ください ・ 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。
※楽天サイトと価格・情報が異なる場合があります。
ブランド | scope version.R |
---|---|
カテゴリ | インテリア雑貨 / お花・ガーデニング用品 |
カラー | その他 |