イッタラ / ツンドラ プレート154mm クリア [iittala Tundra]
¥3,850
4.67点 / 3件のレビュー投稿
ツンドラ模様は小紋のよう 朝食に添える生野菜プレート 実家での朝食は、ご飯にみそ汁、卵焼き、何故かいつも松前漬け、そしてキャベツの千切りをメインとしたサラダというより生野菜と書いた方が雰囲気に合うようなプレートが添えられています。ドレッシングは基本ゴマです。その朝食にでてくる生野菜プレート、なんだかいつも浮いて見えるから、何かイイ物ないのかな?ってボンヤリ考え続ける日々のなか、このレトロ感漂うツンドラ模様のプレート15.4cmと出会った時にピンときました。2022年末に復刻されたツンドラ、小紋柄のようなガラス食器だから和食器とも素晴らしく馴染むのでは?僕は和食器と洋食器を混ぜて使うことはあまりしないのですが(わけるべきと考えているのではなくて、どうにもうまく混ぜて使えないからわけている)ツンドラは積極的に和と混ぜる姿勢です。それでスコープの和食器で染めた、実家のような朝食を組み立て、そこにツンドラの生野菜プレートを添えましたら、本当に良かった!そして和食器と馴染みのよいガラス食器が手持ちにあると食卓の幅が大きく広がるように感じました。洋食器を使っていてもガラス食器は大事だと思うのですが、いいなと思う物は少ないのです。ましてや和食器ともなれば馴染むガラス食器、これと気に入ったガラス食器を見つけるのはナカナカ難しい。だからス的なる生活和食器部門においてツンドラはとっても重要判定しています。サイズは15.4cm、つまり五寸皿、一番使える大きさです。リムも急角度に立ち上がっていて深さも1cm程度あり、盛りつけられる面積も13cmと広いから、とても使い易い優秀な1枚なのです。 Tundra 1970-1971 / 2022- カステヘルミと同じようにプレス加工で生産されるツンドラは、1970年から2年間しか作られなかったオイバ・トイッカのガラスシリーズです。アイテム展開も絞られていて生産期間も短いのですが、フィンランドのビンテージショップを巡っていて(とはいえ2019年頃までの話しですが)フルッタのように全く見かけない物でもなかったので、当時はプレス加工でそれなりに量産されていたのだと思います。とはいえフローラやファウナ、カステヘルミのようには出会えない。だから見つけると欲しくなるし、心惹かれました。古い資料を見ているとグラスはカクテル、オールドファッションというような書き方がされているので、ツンドラが他シリーズのグラス群に比べて全体的に背が低く、横に広いフォルムをしているのはお酒用のグラスとして作られたからだと思います。そしてラップランドをはじめとする北の大地のツンドラ地帯からインスピレーションを得てデザインされたという細かなパターンがガラス表面を覆います。低いフォルムにどこか日本的なバランスを感じ、そのパターンは小紋柄のよう。このツンドラは日本の食卓にとても馴染むガラスシリーズなのではないか?むしろ日本のガラス食器より、このツンドラの方がスコープの和食器に馴染むのでは?そんな予想をして使ってみれば、やはり正解でした。とてもよく馴染んでくれています。そして肩肘を張っていなくていい、素朴でいい。2022年末に復刻されたツンドラ、ひょっとすると日本に最大の活躍の場を得るのかも。ツンドラはカステヘルミ同様、器の外側にツンドラ模様が施されているので、外側はデコボコ、内側はツルツルです。カステヘルミに比べましたら柄の凹凸は小さく感じますが、ガラスが厚いので少しズッシリしています。初めて手にするとその厚さにマイナスを感じる方もいるとは思うのですが、使っていくとその感覚は変化し、ガラスに厚みがあることで輝きが増していることがわかってきます。すると、やはりツンドラに厚さは大事なんだ、その輝きが大きな魅力なのだと理解できます。それでクリアだけだったのかな?使い続けてみてください。光の射す場所で是非。 スペック 材質 無鉛ガラス 寸法 約φ154×H18mm / 320g リムを除いた内寸 約φ130mm×H10mm 生産 Made in Finland 備考 食器洗浄機:○ 購入前に確認ください ・ 横からみると高さに違いがあり、スタッキングはうまくできません。 ・ 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれる場合があります。 説明書ダウンロード ガラス食器
※楽天サイトと価格・情報が異なる場合があります。
ブランド | scope version.R |
---|---|
カテゴリ | キッチン / キッチン用品 |
カラー | その他 |